高活性NK細胞によるがん免疫治療をご紹介します

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NK細胞療法の過去の問題点

NK細胞療法は前述の通りがん治療への効果が期待されているのですが、実はこれに反する重要な結果が過去に報告されています。

LAK細胞の失敗

1980年代に米国のローゼンバーグらが、がん患者さんの血液中のリンパ球を取り出してインターロイキン2(IL-2)で培養するとリンパ球が活性化され、これをがん患者さんに再び戻すと著明な抗がん効果があったという画期的な報告を発表しました。 この研究報告に登場する活性化したリンパ球は「LAK(ラック)細胞」と呼ばれ、日本でもかつてがん患者さんに盛んに使われたことがあります。この中で、LAK細胞の抗腫瘍作用を持ったリンパ球はおもに活性化したNK細胞であることがわかりました。しかし、多数のがん患者さんで厳密な方法で再検討したところ、当初報告されたような効果がないということが明らかになり、リンパ球をIL-2だけで活性化した LAK細胞を使ったがん治療は下火になりました。 その後、活性化T細胞を簡便に大量に増やすCD3抗体を使った方法が開発されたことから、T細胞(リンパ球)療法が現在日本の民間医療施設で行われている免疫細胞治療の主流となっています。

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LAK細胞の問題点

LAK細胞ががんに著明な効果がなかった理由には多くの可能性がありますが、主に考えられることを3つまとめてみます。

1.LAK細胞とは、末梢血リンパ球をIL-2だけで5〜7日の短期間刺激したものですが、この方法ではNK細胞も十分には増えず(多くて数十倍)、実際に投与された細胞数が十分ではなかった。

2.IL-2だけの短期刺激では、がん細胞で弱体化した患者さん自身のNK細胞にがん細胞を攻撃する分子が少なく、強い細胞傷害活性がなかった。

3.血管からがん病巣へ行くための行き先案内をする「ケモカイン受容体」という標識をもっていなかったため、投与した活性化NK細胞ががん病巣へ到着できなかった。

IL-2単独で刺激培養した過去のLAK細胞(その中でも抗腫瘍効果を持つのはおもにNK細胞と考えられている)を使ったがん治療では、投与細胞数、ケモカイン受容体、がん細胞傷害活性のいずれもが、がんという強敵に向かうには十分ではなかったという点が、大きな問題だったと考えられます。

これらの問題点、弱点を解決したのが、ニューシティ大崎クリニックの高活性NK細胞療法です。

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