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癌と免疫力

癌免疫細胞療法を行ううえで免疫力検査は必要なのですか?

免疫力検査を行うことで、免疫細胞療法がからだ全体の免疫力を刺激し高めているがどうかわかるからです。もし何も変化が起こらなければ、治療として意味があるか疑問符がつきます。私たちは10年以上前から行っている免疫力検査の総数は1万件近くに達し、免疫力の評価精度を高めてきました。当クリニックでは治療を受けている患者さん方に定期的に6項目の免疫指標検査とそれに基づく総合免疫力評価にコメントをつけ提供しています。

癌になると免疫力が低くなるのは本当ですか?

癌免疫細胞療法には、癌で抑制され弱った免疫機能を高めて癌を治療するという大きな意味があります。それではよく言われるように、本当に癌になると免疫力は低くなるのでしょうか。

そこで、ニューシティ大崎クリニックが独自に行っている免疫力検査を紹介します。少量の血液から、NK細胞数、NK活性など6項目の重要な免疫指標を調べ、その総合得点から免疫力を5段階評価します。血液中の免疫細胞を調べることで、からだのなかの免疫状態の変化が分かります。

図1は、健常人50人と癌患者50人(ID番号順に抽出)の総合免疫力を比較したものです。

治療効果のアップデート情報2-1

健常人では、5段階の中間であるレベル3が標準値となりますが、やはり24人と最も多くなっています。一方、癌では最も多いのは1段低いレベル2で21人となっています。免疫力が標準より低いレベル1と2を合計して比較すると、その割合が健常人全体の30%、癌全体の70%となり、癌では健常人に比べ免疫が低くなっていることがよくわかります。

免疫力が下がる理由は、癌そのものの影響の他、抗癌剤、放射線治療等の影響などが混在していると考えられます。どちらにしても免疫力が落ちているのは確かです。

大崎式NK細胞療法では弱った免疫力を高めることができますか?

図1で示したように癌になると免疫力は弱っています。NK細胞療法や樹状細胞療法では、投与した免疫細胞が癌細胞を直接攻撃することが強調されますが、からだ全体の弱った免疫状態を回復させ癌攻撃態勢を整えるという重要な意味があります。もし細胞を投与しても免疫状態に回復の兆しがなければ、癌への長期的な影響があるとは考えにくいのです。

図1で免疫力が低下した50人の癌患者さんが大崎式NK細胞療法を受けた後の総合免疫力の変化を図2に示します。免疫細胞療法(2週間隔)の治療前、3回投与後、5回投与後の総合免疫力の変化です。

ほとんどの患者さんはステージ4、抗癌剤を併用していますが、細胞投与後、標準レベル3以上の割合が、図2で示すように、治療前の30%から、54%、62%と増えてきます。5回投与後は、標準より高いレベル4以上の人数が3倍以上に増えたことがよくわかります。

治療効果のアップデート情報2-2

なぜ癌治療で免疫力を上げることが大事なのですか?

免疫細胞だけに働いて癌細胞を殺傷するチェックポイント阻害剤(オプジーボ、ヤーボイ)が新たに癌治療薬として登場し注目を集めています。チェックポイント阻害剤は癌によって抑え込まれ眠った状態の免疫細胞を再起動させ癌細胞を攻撃できるようにします。つまりチェックポイント阻害剤により体内の免疫細胞が活性化することを利用して癌の標準治療として行われています。癌治療で免疫細胞の働きは極めて大事なのです。

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