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Q&A:よくある質問


皆さまからよくいただくご質問にお答えします

当クリニックでは以下の場合、治療が受けられませんので、ご注意ください。

1.20歳未満
2.除外対象(以下の疾患・病態がある場合や疑いの強い時)
  ⅰ)白血病、Tリンパ球型またはNK細胞型悪性リンパ腫
  ⅱ)自己免疫性疾患を含む慢性活動性炎症性疾患(関節リウマチ、活動性慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉、乾癬、活動性気管支喘息など。ただし軽度の慢性肝炎は可)、重篤な心疾患、肺疾患、感染症などの合併症、及び肝機能、腎機能、低栄養状を医師が総合的に勘案し、不適当と判断する疾患及び病状・病態
  ⅲ)細菌感染症(発熱などの症状、白血球増多などより診断)
  ⅳ)骨髄移植、臓器移植の既往があるもの
  ⅴ)妊娠あるいは妊娠の可能性のある女性および授乳期の女性
  ⅵ)ウイルス感染症検査で、HIV、HTLV-1、あるいは梅毒感染が疑われるもの

培養したリンパ球は生理的食塩水100ccに浮遊させた状態で小さなバッグに入っています。
これを腕の静脈から点滴で投与します。点滴時間は約40分です。
来院いただいてからの血圧等のチェック、診察も含めると約60〜90分です。
(詳しくは 治療の流れをご覧ください)

副作用の頻度として一番高いのは発熱です。
これは活性化した免疫細胞の投与による反応熱と考えられます。
具体的には、約2割の方に投与日に一時的な発熱(37.5〜38.0℃)が見られますが、ほとんどは当日中に解熱しています。
もし解熱しない場合には、解熱剤を使用することがあります。
ごくまれに、投与直後に気分の悪さなどの症状が出ることがありますが、これらも一時的で翌日には消失します。

細胞培養ための採血時期を選べば、抗がん剤、放射線が始まっていても治療は可能です。可能であれば、抗がん剤、放射線治療を始める前に4~6回分を採血し、免疫細胞を凍結保存しておくのがいいと思います。
ただし抗がん剤の種類によっては増殖に影響を与えないものありますので、ご相談ください。

1クール6回、約3か月の治療を基本にしています。継続するかは、腫瘍の変化、免疫状態の上昇などを参考にして、患者さまと相談のうえ決めます。
継続となった場合は、2クール目から腫瘍の進展の変化を見ながら、投与間隔を徐々に延ばしていきます。

肝がん、肺がんの切除後に免疫細胞療法を行い、再発減少効果が認められたという報告があります。また、術後再発リスクに応じて、経過観察や抗がん剤の術後補助療法が行われることがありますが、このような場合でも、体内の免疫細胞を賦活化させ高めることは再発予防に役立つと考えられます。

この2つの治療法を併用することは、理論的にみても非常に良い考えなのです。投与した樹状細胞が良く働くには、体内でT細胞が樹状細胞を刺激することが必要ですが、NK細胞はT細胞の100倍効率よく樹状細胞を刺激すると報告されています。

NK細胞は高活性を維持しながら少なくとも3週間は増殖し続けますが、当クリニックでは通常2週目で投与しています。
NK細胞がまだ余力を持った状態で投与するので、投与時に弱くなることはありません。

投与する免疫細胞数は100~150億になりますが、全部がNK細胞ではなく、他は強く活性化されたαβT細胞です。しかし、NK細胞の細胞数は治療を受けたがん患者さまの約70%で平均投与NK細胞数は70億個になります。

初回無料相談を行っています。
お気軽にお尋ねください。

当クリニックの治療法についてご説明し、疑問にお答えします。
完全予約制のため、電話もしくはメールでご予約ください。

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